榊原税務労務会計事務所 公式ブログ

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エンディングノートを災害対策に活かす!②

アクセスありがとうございます。愛知県刈谷市の税理士 榊原大志です。

前回は、2018年を中心に、災害の状況を中心に書いていきましたが、今度は災害とお金に関することを書いていきます。

 

災害が発生している最中は、お金のことは考えていられないと思いますが、災害発生から半年を経過すると、被災時の心配事は、直接的な災害から住まいや不動産、お金や生活費、そして会社運営へと変化していきます。

例えば、東日本大震災が発生してから6年がたった2017年にNHKがとったアンケートの場合、

Q家計の状況はどうなりましたか?

だんだん苦しくなっている 43%

変わらない        38%

当初から苦しい      11%

楽になっている       9%

 

 

Q家計への震災の影響はなくなりましたか?

そう思わない       54.8%

そう思う         23.6%

どちらでもない      21.2%

 

上記からすると、やはり災害から長い時間がたったとしても、精神的・金銭的に苦しい状況が続いていることがわかります。

 

被災時の家計支出で多くなる項目は、住宅関連(再建・取壊し)、引っ越し、家財・家具、電化製品の買換えなど、一時的な支出ですが、かなり出費がかさみます。

また被災時には、給与カットや勤務先の休業、廃業、解雇といった収入面でも非常に多くのリスクがあります。

 

まずは、我が家の家計を見直しましょう。家計の貸借対照表・財産目録をつくりましょう。そして、災害時等のための緊急予備資金の準備をしておきましょう。火災保険や地震保険、生命保険などの保証を確認し、オーバー保証になっていないか、反対に足りない保証は無いかなどを確認しておきましょう。

 

会社運営や個人事業主の方は、災害対策時における資金と事業運営マニュアルを準備しましょう。東日本大震災では、津波により漁に使用していた船が流されてしまったり、工場内に水が入ってきたため、機械が壊れて操業停止に追い込まれてしまった例は多々あります。法人は、地震保険はありませんが、それに代替する保険商品として収入保障保険を併用するBCP保険という商品が発売されていたりします。加入するしないは別として、現実にそういったニーズがあるんだなと感じます。